エンベウモ争奪戦で主導権を握るのはマンUかニューカッスルか エリクセンの“旧友パワー”がカギに?

ブレントフォードのエンベウモ Photo/Getty Images

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強力な補強に

ブレントフォードで躍動するブライアン・エンベウモに対し、マンチェスター・ユナイテッドとニューカッスル・ユナイテッドが獲得に動いている。『CentreDevils』が報じた。

今季のエンベウモはプレミアリーグ38試合に出場し、20得点8アシストという驚異的なスタッツを記録。クラブのトップ10フィニッシュに大きく貢献しており、評価は右肩上がり。注目を集めるこのウインガーに対し、複数のクラブが興味を示すのも当然の流れだ。

同メディアによれば、すでにマンUはブレントフォードと接触済みで、移籍の可能性を探っているという。ただし、現在リードしているのはニューカッスル。彼らもまたエンベウモを今夏の最優先ターゲットとしており、近日中に決着が付く可能性もある。
交渉は現時点で初期段階にあるが、マンUが放出選手を整理すれば一気に加速する可能性がある。ブレントフォード側は移籍金として5000万ポンドを要求しており、どちらのクラブが先に条件を整えられるかが勝負を分けそうだ。

しかし、マンUにはもう一つの“武器”がある。かつてブレントフォードでエンベウモと共にプレイしたクリスティアン・エリクセンの存在だ。心臓発作から復帰し、加入直後から信頼を得たエリクセンについて、当時エンベウモはこう語っている。

「彼は『自分はもう完全に回復した。プレイする準備はできている。心臓発作について質問があれば何でも聞いてくれ』と伝えてくれた。復活したエリクセンの存在は自信を与えてくれたし、彼は一生懸命努力していて、本当にワールドクラスの選手だ」

選手間の信頼関係は移籍市場でも大きな意味を持つ。旧友であるエリクセンは今季限りでマンUを退団するが、エンベウモの決断に影響を与える可能性は十分にある。エリクセンにはまだ残された役割があるようだ。補強が急務のマンUにとって、重要な一手となるかもしれない。

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