ジョニー・エヴァンスが現役引退を発表 ファーガソン体制最後の遺産に惜別の声

ユナイテッドで引退したエヴァンス Photo/Getty Images

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惜しまれる別れ

元マンチェスター・ユナイテッドのジョニー・エヴァンスが、現役引退を正式に発表した。37歳で自らキャリアに終止符を打つ決断を下した。

エヴァンスはユナイテッドのアカデミーで育ち、2006年にシニアデビュー。その後も堅実なプレイで評価を高め、サー・アレックス・ファーガソンの下で数々のタイトルを手にした。ファンから「最後のファーガソン体制の戦士」と称されたエヴァンスは、その忠誠心とプロフェッショナリズムで長年にわたり支持を集めた。

彼のキャリアは栄光に満ちていた。プレミアリーグ3回、FAカップ1回、リーグカップ2回、コミュニティ・シールド4回などを獲得。さらにUEFAチャンピオンズリーグとFIFAクラブワールドカップでもそれぞれ1度ずつ頂点に立った。タイトル総数は堂々の14を数える。
引退を受け、ファンの間では「オールド・トラフォードで正式な送別セレモニーを行うべきだった」「真のプロフェッショナルだった」と惜しむ声が相次いでいる。ユナイテッドの歴史を体現する存在として、多くのサポーターの記憶に残り続けることは間違いない。

ジョニー・エヴァンスの功績とその紳士的な姿勢は、今後の若手にとっても大きな手本となるだろう。

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