U-20W杯で“輝いた5人のスター”にRB大宮の市原吏音が選出! 「あまり知られていない才能から世界的なセンセーションへと変貌」 リヴァプール行きの噂には「スロットのシステムにぴったり」

これからの成長が楽しみな市原吏音 photo/Getty Images

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日本代表はベスト16でフランスに敗戦

19日、チリで開催していたU-20ワールドカップ2025の決勝戦が行われ、モロッコ代表が2-0でアルゼンチン代表を倒し、見事世界一に輝いた。

そんななか、英『THE Sun』はU-20W杯で輝いた5人のスターを紹介。モロッコのオスマン・ママやアルゼンチンのマヘル・カリゾ、メキシコのジルベルト・モラ、アメリカのベンジャミン・クレマスキといったベスト8以上に進んでチームの選手らが選ばれているなか、同メディアが最後に選んだのは日本代表のDF市原吏音だ。

RB大宮アルディージャに所属する市原はU-20日本代表のキャプテンで、今大会では4試合に出場し、2ゴールをマークしている。チーム自体はフランスに敗れ、ベスト16で姿を消すことになったが、若きサムライが残したインパクトは大きかったようだ。
「U-20W杯で傑出したパフォーマンスを見せた市原は、東京であまり知られていない才能から世界的なセンセーションへと変貌を遂げた。リヴァプールは彼を注視している。レッドブル大宮のCBは冷静沈着さと戦士のような精神で日本代表を率いた。その活躍は欧州中のスカウトから絶賛を浴びた」

また同メディアは、市原がグループステージで空中戦10回全てを制したことにも触れており、評論家たちの間で若きフィルジル・ファン・ダイクとの比較を呼んだことにも言及。さらに日本代表MF遠藤航が所属するリヴァプールが獲得に興味を持っているという噂に次のように述べた。

「プレッシャー下でも冷静で、ボール保持時には勇敢なプレイを見せた市原は、まさに現代的なCBの風格を備えていた。彼のパスのスタッツも同様に印象的だった。日本の初戦では、市原は最終ラインへ28本のパスを通した。これは中盤の巨匠たちでさえ赤面する数字だ。彼は単に守備に徹していたわけではない。深い位置から試合を支配し、攻撃を仕掛け、外科手術のような正確さで守備ラインを崩していたのだ」

「リチャード・ヒューズ率いるリヴァプールのスカウト部門は警戒態勢に入っている。技術的に確かで、戦術的に鋭く、身体的に優れている市原はアルネ・スロットのシステムにぴったりはまる。レッドブルとの繋がりがさらなる興味深さを加えている。市原の大宮での成長は、レッドブル傘下の全クラブに共通する、高強度でプレッシャーをかける哲学によって形作られてきたのだ。この哲学は現在、元リヴァプールの指揮官ユルゲン・クロップが統括している」

大宮でもリーグ戦25試合に出場し、チームの中心的役割を務めている市原。同メディアはリヴァプールが興味を示しているという噂にも反応しており、スロット監督が欲しがる存在だと太鼓判を押した。

来年のW杯に向けた森保ジャパンにとっても頼もしい限りだが、世界が注目する市原吏音の成長から目が離せない。


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