バルサのアカデミー時代には“ポグバ2世”なんて呼び声もあった バルサ離れて大失敗味わった大型MFにブレイクの時

セルタで居場所を見つけたモリバ photo/Getty Images

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今はセルタの主力に

ユース年代ではポール・ポグバ2世なんて呼び声もあり、バルセロナでの将来が期待されていた男を覚えているだろうか。2021年にバルセロナを離れてドイツのライプツィヒへ向かった22歳のギニア代表MFイライクス・モリバだ。

一時はバルセロナでも主力になっていけるかと期待を感じさせることもあったが、モリバは早々にバルセロナを離れる決断を下した。しかしその後は難しい時間が続き、ライプツィヒでの挑戦は大失敗に終わった。

その後はバレンシア、ヘタフェへレンタル移籍するなど落ち着かないキャリアとなったが、ようやく居場所を見つけたようだ。モリバは昨季よりスペイン1部のセルタでプレイしていて、今季も主力の1人になっている。
昨季はライプツィヒからレンタルで加わっていたが、セルタは今夏に600万ユーロで完全移籍に切り替えた。今季ここまでヨーロッパリーグを含む10試合全てに出場しているが、これはセルタのフィールドプレイヤーでは唯一だ。プレイタイム630分もセルタのフィールドプレイヤーの中で最長となっていて、モリバは充実の時を過ごしている。

スペイン『SPORT』もセルタ加入後はハードワークするようになったと評価していて、185cmと恵まれたサイズを活かした中盤でのプレイは魅力的だ。

残念ながらチームはリーグ戦8試合で6分2敗でまだ勝利がないのだが、モリバ個人としては悪くないスタートだ。まだ22歳と若いことを考えれば、セルタでの活躍からビッグクラブへ向かうルートもあるはずだ。



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