2026W杯ではC・ロナウドに代わるポルトガルのエースになるかと思われたが…… PSGで影薄くなるG・ラモスの現状

PSGでプレイするG・ラモス photo/Getty Images

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PSGではアピール出来ていない

昨夏にFWキリアン・ムバッペがパリ・サンジェルマン(PSG)を去ったことで、PSGのセンターフォワードにはポルトガル代表FWゴンサロ・ラモスが入るかと思われた。

しかし指揮官ルイス・エンリケはウスマン・デンベレの最前線起用にトライし、これが見事にヒット。デンベレは昨季のチャンピオンズリーグ制覇に大きく貢献し、バロンドールまで手にした。

ラモスはセンターフォワードのバックアッパーとなっていて、影は薄くなってしまった。今季はデンベレが負傷離脱していることから先発に入る機会が増えているものの、ここまでリーグ戦480分間をこなして無得点だ。CLではリーグフェーズのアタランタ戦、バルセロナ戦で途中出場からネットを揺らしたが、国内リーグでの成績は寂しいものがある。
それはポルトガル代表の戦いにも影響していて、2026ワールドカップ欧州予選でもラモスがスタメン入りした試合は1つもない。ポルトガルは今も40歳のクリスティアーノ・ロナウドがセンターフォワードのファーストチョイスになっていて、今月のアイルランド戦も4分間しか出番がなかった。

代表では20試合で9ゴールと見事な成績を残しているが、クラブで安定した結果を残さないことには代表のスタメンには入れないだろう。2022W杯でブレイクした際にはロナウドに代わるエースになるかと思われたが、その後は足踏み状態となっている。

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