パイレーツ対カブスの一戦、観客が6メートルの客席から落下し身動き取れず…… 流血、救急搬送で試合中断するハプニング

決勝打を放ったマカチェン photo/Getty Images 

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マカチェンの決勝打の際に事故が起きた

ピッツバーグ・パイレーツ対シカゴ・カブスの一戦でハプニングが起きた。

試合はパイレーツの本拠地、PNCパークで行われ、7回裏にアンドルー・マカチェンが決勝の2点二塁打を放った際、ファンの男性が右翼席からグラウンド上に落下。救急搬送される事態に発展してしまった。

男性はパイレーツファンと見られ、高さ21フィート(約6.4メートル)のフェンスの上に設けられた客席から転落。グラウンドの土の部分に落ち、大の字になって身動きできない状態に。顔面からの流血も確認された。
場内は一時騒然となり、試合は約5分間中断。両軍選手や観客が男性の容態を案じて静まりかえり、塁上で祈りを捧げるマカチェンの姿もあった。

落下したファンはただちに病院へ搬送。現時点で容態は不明だが、現地メディアには重体とも報道されている。試合後にパイレーツのデレク・シェルトン監督はこの落下事故について「ベンチからも、あの深刻な状況は理解できた。とても不幸なことだ」と沈痛な様子だった。

決勝打のマカチェンも試合後に自身のXで言及。「本当に悲しい。あの男性と彼の家族や友人のことを考えずにはいられない。彼の愛する人々のことを考え、今夜、家族を少しだけ強く抱きしめよう。彼が乗り越えてくれることを祈っている。神のご加護がありますように」と投稿している。

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