ヌートバーがダブルヘッダーで躍動 バットでも選球眼でもチームの連勝に貢献 四球に関するメジャー歴代2位の記録も

2023WBCでは侍ジャパンの一員として活躍したヌートバー photo/Getty Images

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先頭打者として活躍

セントルイス・カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手が日本時間1日、敵地でシンシナティ・レッズとのダブルヘッダーで躍動した。

第1戦には1番・右翼で先発出場。第3打席と第4打席では、ヒットとはならずも中直、二直と状態の良さを見せると9回に結果を出す。カウント2−2と追い込まれつつもファウルで粘った7球目の甘いスライダーを見事に捉え、右中間スタンドへ5号ソロを放った。

この回、カージナルス打線は、ヌートバーの前の打者ビクター・スコットと後続打者メーシン・ウィンも本塁打を放っており3連発で一挙5点を追加。6-0で勝利を手にした。
また、ヌートバーはダブルヘッダー第2戦に1番・DHで先発出場すると、持ち前の選球眼を発揮し初回に四球で出塁。3、4月の2カ月で初回に先頭打者として四球を選んだのはこれで11度目となり、先日話題となった球団数が拡張された1961年以降のシーズンにおいての最多数を更新した。

また11個は、1952年にミネソタ・ツインズの前身ワシントン・セネタースで活躍したエディ・ヨストが記録した12個に次ぐメジャー史上2番目の記録であることも判明。ヨストは「The Walking Man(歩く男)」の異名を持つほど特別に選球眼が優れ、ほぼ毎年のように100四球以上を記録し、リーグ最多四球を通算で6度も記録しレジェンドだ。通算1614四球はメジャー歴代11位の記録を誇る。

そんな球史に残るスター選手に次ぐ記録を打ち立てたヌートバー。今後のさらなる活躍に注目だ。

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