リーグ3位となる“39回”もファウル受けるベリンガムの気になる負担 来夏のEUROまでに疲労困憊となるのではと不安も

レアルで活躍するベリンガム photo/Getty Images

レアルもベリンガムを休ませることはできない

来夏のEURO2024でも優勝候補の一角に挙げられるイングランド代表だが、不安要素もある。

スペイン『as』が気にしているのは、レアル・マドリードで大活躍中のMFジュード・ベリンガムだ。

ここまでレアル移籍から15ゴールと大活躍のベリンガムは、当然相手のマークも厳しくなっている。それは数字にも表れていて、ベリンガムはここまでリーグ3位となる39回のファウルを受けている。今のラ・リーガで1、2を争うほど危険なゴールゲッターとなれば、相手がファウル覚悟で止めにくるのは当然だろう。
レアル側もベリンガムの得点力に依存しているところがあり、今のレアルにベリンガムを外す案は存在しない。休ませるのも難しく、ここまでベリンガムはDFアントニオ・リュディガー、MFフェデリコ・バルベルデに次いでチーム3番目に多い1474分間のプレイタイムを記録している。

懸念されるのは、怪我と疲労だ。レアルでターンオーバーが採用される機会は限られているため、ベリンガムが来夏のEURO2024に万全な状態で臨めるか分からないところがあるのだ。

「ベリンガムはアンチェロッティのチームで最も多くのファウルを受けている選手でもある。この状況はイングランドでも懸念されている。怪我の可能性や、長時間のプレイが体力の消耗に繋がる可能性があるため、EUROでの活躍を楽しめなくなるのではないかと懸念されているのだ」

同メディアはこのように取り上げているが、怪我が1番怖いトラブルだ。ここまでフル稼働のベリンガムは今の状態を終盤までキープできるのか。イングランドの超重要戦力だけに、イングランドのファンは毎試合不安を抱えながら見ていることだろう。

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