32得点の17-18シーズンに匹敵するペース もう10ゴールのサラーは“現世界TOP3”に入るアタッカーなのか

リヴァプール攻撃陣を引っ張るサラー photo/Getty Images

12試合で10ゴールと絶好調

プレミアリーグの得点王レースは今季もマンチェスター・シティFWアーリング・ハーランドが13ゴールと一歩抜け出しているが、リヴァプールのエースであるモハメド・サラーも忘れてはならない。

サラーは先日のブレントフォード戦でも2ゴールを挙げてチームの勝利に貢献しており、これで早くも今季リーグ戦10ゴール目だ。ハーランドには届かないが、10ゴール4アシストの成績は見事と言える。

英『FourFourTwo』によると、対戦したブレントフォードの指揮官トーマス・フランクはサラーについて、「サラーは世界最高のアタッカーの1人で間違いない。それもトップ10ではなく、トップ3だ」と絶賛する。
サラーは昨季もプレミアで19ゴールを記録したが、序盤は成績が伸びずに苦しんだ。今季は12試合消化時点で10ゴールを挙げているが、昨季は3ゴールだった。

サラーといえば32ゴールを挙げた2017-18シーズンがキャリアハイの数字となっているが、当時でも12試合消化時点では9ゴールだった。今季はそれをも超えるペースでの立ち上がりだ。

もっとも今季は1月にアフリカ・ネイションズカップが予定されており、サラーはエジプト代表の絶対的エースだ。サラーの離脱はリヴァプールにとっては痛手で、2017-18シーズンのように数字を伸ばすのも簡単ではないだろう。

しかし、サラーの状態が上がっているのはポジティブなことだ。リーグ戦でも首位マンチェスター・シティを勝ち点差1で追う2位につけており、優勝も狙える位置にいる。サラーがこのペースを維持できるならば、今季のリヴァプールはマンCとの優勝争いに喰らいつけるのではないだろうか。

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