アズーリの4バック全員を“インテル組”で揃えることも可能 セリエAで絶好調のインテルがもたらすもの

インテルで成長しているバストーニ photo/Getty Images

今回はDF登録で4選手がインテルから合流

EURO2024予選・グループCで3位に位置するイタリア代表は、相変わらず厳しい戦いが続いている。今月は17日に北マケドニア代表、そして20日にグループ2位のウクライナ代表との直接対決を控えており、特にウクライナ戦は重要な上位決戦だ。ここは絶対に落とせない。

そんな今のアズーリにとって心強いのがインテルの選手たちだ。

伊『Calciomercato』もインテル組の選手を軸にチームを構成すべきとの考えだが、中でもDFではインテルから4人の選手が招集を受けている。
左サイドバックのフェデリコ・ディマルコ、センターバックのフランチェスコ・アチェルビ&アレッサンドロ・バストーニ、そしてサイドバックとセンターバックの両方に入れるマッテオ・ダルミアンだ。

インテルでは3バックがベースとなっているため、ここはアズーリとの違いではある。しかし、4バックを今挙げたインテル組で揃えることも不可能ではない。今回はセリエAで堅守を発揮するユヴェントスからフェデリコ・ガッティも招集されているため、センターバックの人材はなかなかに豊富だ。

中盤ではニコロ・バレッラ、ダビデ・フラッテシの2人がインテルより招集されており、どちらも主力選手だ。

相変わらずストライカーの人選には不安があるが、最終ラインと中盤はインテル組を中心に安定させられるはずだ。

国内リーグとチャンピオンズリーグで好調を維持するインテルで多くのイタリア人選手がプレイできているのはポジティブなことで、代表監督ルチアーノ・スパレッティが彼らをどう組み合わせてくるのか注目される。

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