補強に“10億ポンド”費やしても、チェルシー最強選手はT・シウバ? 39歳でも衰えぬ存在感「彼があと10歳若かったらと」

チェルシーの守備を統率するチアゴ・シウバ photo/Getty Images

今季も変わらぬフル稼働

新戦力補強に数億ポンドをかけても、チームリーダーの存在は圧倒的だ。

今のチェルシーで最重要戦力と考えられるのが39歳のDFチアゴ・シウバだ。

近年のチェルシーは最終ラインの補強にかなり力を入れており、DFブノワ・バディアシル、ウェズレイ・フォファナ、アクセル・ディザジ、さらにはブライトンにレンタル移籍していたリーヴァイ・コルウィルが復帰するなど、タレントは揃っている。
しかし、結局フル稼働しているのはベテランのチアゴ・シウバだ。フォファナ、バディアシルは怪我の問題があり、コルウィルもまだまだ若手だ。チアゴ・シウバは開幕から12試合すべてフル出場しており、先日行われた第12節のマンチェスター・シティ戦ではコーナーキックからヘディングゴールも記録している。

チアゴ・シウバとクラブの契約は今季限りで、将来に関しては様々な憶測がある。ただ、仮に退団となれば痛手なのは確かだ。英『sky Sport』によると、ダーメッシュ・シェス記者もかけがえのない選手とチアゴ・シウバの大きさを表現する。

「彼はかけがえのない存在に見える。チェルシーはおそらく彼があと10歳若かったらと願っているだろう。補強に10億ポンド近く費やしたにも関わらず、彼らにとってチアゴ・シウバこそ最高の選手だ。彼の代わりを見つけるのは非常に、非常に難しいだろうね」

最終ラインをコントロールするリーダーシップ、スペースのカバー、そして12試合フル出場する鉄人ぶりと、やはりチアゴ・シウバの存在は特別だ。また大金を投じて新センターバックを獲得するプランもあるが、それだけでチアゴ・シウバの穴が埋まるかは分からない。今季のフル稼働を見れば、まだまだチェルシーで戦ってほしいと考える人が多いのは当然だろう。

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