ブンデスでの出番は“203分”のみ…… 若手FWに押されているドイツの快速FWヴェルナーはどこへ行く

ライプツィヒでプレイするヴェルナー photo/Getty Images

ライプツィヒでは若手アタッカーたちが躍動

首位のレヴァークーゼンとは8ポイント差をつけられているが、4位につけるライプツィヒはここまでまずまずの立ち上がりを見せている。

攻撃をリードするのは、新戦力のFWロイス・オペンダとシャビ・シモンズの若手コンビだ。オペンダはここまで9ゴール、シモンズも4ゴール7アシストと数字を伸ばしており、フレッシュな2人が早々にフィットしたのは大きい。

そんな2人に押され、出番が減っているのがFWティモ・ヴェルナーだ。
ヴェルナーは2022年まで所属したチェルシーで結果を残せず、昨夏ライプツィヒヘ復帰。慣れ親しんだブンデスリーガから再びパフォーマンスレベルを上げていきたいところだったが、今夏にオペンダ、シモンズ、さらには若き大型FWベンヤミン・シェシュコまで加入して争いが激化した。

ここまでリーグ戦でのヴェルナーの出番は203分と限定的で、スタメン起用の機会はかなり限られている。

そのことから英『Daily Mail』は再びの移籍もあり得ると取り上げており、再びのイングランド復帰もあると見ている。

チェルシー時代に苦戦したプレミアリーグにフィットするかは分からないが、来年にはEURO2024が控えている。ホスト国はドイツで、ヴェルナーとしては何とかドイツ代表メンバーに入りたいだろう。そのためにはクラブでのアピールが欠かせない。今冬の移籍も視野に入ってくるが、ヴェルナーはブンデスリーガで28ゴールを奪っていた2019-20シーズンの輝きを取り戻せるか。

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