パウ・トーレスとの黄金コンビもある? D・カルロス戻ったアストン・ヴィラはダークホースかもしれない

昨季は怪我に苦しんだD・カルロス photo/Getty Images

新シーズンもアストン・ヴィラは注目

序盤に多くの勝ち点を失いながら、シーズン途中より指揮官に就任したウナイ・エメリの采配もあってプレミアリーグ7位で昨季を終えたアストン・ヴィラ。後半戦のアストン・ヴィラは台風の目となり、TOP6入りも狙えると評判だった。

新シーズンはさらに上を目指すことになり、すでにMFユーリ・ティーレマンス、DFパウ・トーレスを補強。両者とも即戦力となる実力者で、エメリにとっては大きな戦力となるだろう。

気になるのは、パウ・トーレスと誰をセンターバックで組ませるかだ。昨季はエズリ・コンサ、タイロン・ミングスが出番を得てきたが、もう1人の実力者を忘れてはならない。新シーズンこそフル稼働を誓うDFディエゴ・カルロスだ。
昨夏にセビージャから加わったディエゴ・カルロスも実力のあるセンターバックだが、昨季は第3節より負傷で長期離脱することになった。戻ってきたのは3月に入ってからで、後半戦は5月のウォルバーハンプトン戦に出場しただけだ。トータルではリーグ戦3試合の出場で終えてしまい、本人としては悔しいシーズンになってしまった。

英『Birmingham Mail』によると、カルロスはSNSにて「怪我を経て強くなり、好きなフットボールに戻る準備ができている。ファンの愛、前向きなメッセージは僕にとって非常に重要なものだった」と綴り、新シーズンの完全復活へ意欲的だ。

パウ・トーレスとディエゴ・カルロスのコンビも1つの選択肢となってくるはずで、リーガ・エスパニョーラで長くプレイしてきた2人はハイレベルなセンターバックだ。昨季のアストン・ヴィラは46失点でリーグ戦を終えており、これは2位アーセナルと3位マンチェスター・ユナイテッドとほとんど変わらない(43失点)。新シーズンは30点台まで失点を抑えたいところで、それが実現できればトップ6フィニッシュも見えてくるだろう。

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