「もちろんお金も大事だけど……」 ソン・フンミンはサウジアラビア移籍を断っていた?

昨季からの復活を誓うソン・フンミン photo/Getty Images

今シーズンは再起を誓う

レアル・マドリードのカリム・ベンゼマやチェルシーのエンゴロ・カンテをはじめとする多くの一流選手がサウジアラビアのクラブへ移籍している。

他にもリヤド・マフレズやジョーダン・ヘンダーソン、ファビーニョなどプレミアリーグを代表する選手たちも移籍の噂が浮上している。プレミアでも多くの選手がサウジアラビアのクラブからの関心を集めたが、トッテナムに所属する韓国代表のソン・フンミンもその1人だったようだ。

「あそこ(サウジアラビア)に行きたかったら、ここにはいないよ。私はサッカーをするのが大好きだ。もちろんお金も大事だけど、私の夢はプレミアリーグでプレイすることだからね」
「現段階では、ほとんどの人が(サウジアラビアに)行く予定で、それは本当にとても興味深いことだ。しかし、私にとってプレミアリーグでプレイすることは今も夢なので、今シーズンを楽しみにしている」(英『Daily Mail』より)

韓国代表のソンは、オーストラリアでのプレシーズンツアーの記者会見にて、サウジアラビアへの移籍を断っていたことを明かした。

また昨シーズンはフィジカル面で苦戦し、痛みを抱えながらプレイしていたことを明かした。6月にはヘルニアの手術をしている。

「今シーズン、私が誰もが知っているソニー(ソンの愛称)であることを証明したい」と意気込みを語る韓国代表FW。エースストライカーのハリー・ケインの去就はまだ不透明だが、アンジェ・ポステコグルー新監督が率いる今シーズンのトッテナムにはソンの活躍は欠かせない。

ソンは2015年よりトッテナムに所属しており、372試合に出場し145ゴール、80アシストを記録している。23ゴールを記録し、ゴールデンブーツを受賞した21-22シーズンの時の輝きを、ソンは今シーズン取り戻せるのか注目だ。

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