今回もアディショナルタイムに劇的弾 “BIG神奈川ダービー”は最後にドラマが生まれる?

後半アディショナルタイムに決勝点を決めた川崎F photo/Getty Images

川崎が連勝を飾る

明治安田生命J1リーグ第21節で横浜F・マリノス対川崎フロンターレの “BIG神奈川ダービー”が行われた。

4万人を超えるサポーターが駆けつけたダービーは白熱した試合となった。マリノスが終始ボールを支配しながらゲームを進めるも、ゴールを奪えずに試合は進んだ。対するフロンターレは高い位置をとるマリノスの両サイドバックの裏を狙う形で得点を狙った。

後半に入ると、徐々にフロンターレがマリノスゴールに迫るシーンが多くなる。しかしマリノスはGK一森純のPKストップを含めるスーパーセーブの連発でチームの危機を救う。
スコアレスドローで終わるかと思われたダービーだが、ドラマは後半アディショナルタイムに生まれた。DFラインの裏に抜け出したDF大南拓磨の折り返しをDF車屋紳太郎が体で押し込み、1-0でフロンターレが勝利した。

データサイト『Opta』によると、この2チームの戦いでは3試合連続で後半アディショナルタイムに得点が生まれているという。

2月に行われた開幕戦でも川崎は後半アディショナルタイムにMF橘田健人が得点を決めている。この試合は2-1でマリノスが勝利したため、この得点が勝敗を分けることはなかったが、昨年の夏のこの両者の戦いではフロンターレのDFジェジエウが劇的ゴールを決め、2-1で勝利している。

ダービーは毎回白熱した試合になることが多い。この2チームによる “BIG神奈川ダービー”では後半アディショナルタイムにドラマが生まれるようだ。

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