バルセロナで戦う日本人MFは今季限りで退団も…… 度重なるケガで出場機会減も来季再起を図る

安部はどこへ行く photo/Getty Images

バルサBで4シーズンプレイ

若くして鹿島アントラーズで頭角を現した男が安部裕葵だ。2017年に瀬戸内高校から鹿島に加入すると、3シーズンで公式戦75試合に出場。2018年にはJリーグベストヤングプレイヤー賞も受賞した。

鹿島での活躍が評価され、2019年7月にバルセロナBへと加入。初年度から試合に絡み、スペイン3部リーグで20試合4ゴールと活躍する。トップチームへ昇格も期待される中、度重なる負傷によって離脱を繰り返すと、翌年は8試合にとどまり、2022年からはメンバー外となっていた。

そしてスペイン『Cronica Global』は、安部が今季限りでチームを離れることを報じた。クラブとの4年契約を更新せずにバルセロナを退団し、7月からはフリーエージェントとなるようだ。

持ち味のドリブルとテクニックを武器に相手ゴールへと襲いかかり、好機を創出する安部。東京オリンピック世代でもあり、現在24歳とここから再起を図りたいところだろう。欧州でのプレイを続けるのか、それとも日本復帰はあるのか。バルサでもがいたアタッカーの次なる選択に注目だ。

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