古豪が挑む“20年ぶり”の快挙 前半戦わずか1敗だったニューカッスルはCLへの門を開けるか

結果を残すニューカッスル photo/Getty Images

最後の出場は03-04シーズン

プレミアリーグ第31節でニューカッスルはアストン・ヴィラと対戦。UEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得へ勝利が欲しい一戦だったが、0-3と完敗した。それでもトッテナムも敗れたことで、5位との差は3差のまま。トッテナムよりも消化が1試合少なく最大で6差を付けられる状況だ。

昨季とは大きく状況が異なったニューカッスル。昨季序盤戦は下位に沈み苦しい船出となったが、新たなオーナー就任とともに冬の移籍マーケットで的確な補強でチームを強化し、11位でシーズンを終了した。

上位進出を目指した今季は、序盤戦から勝点を積み上げていき、前半戦はわずか1敗で戦い抜く。カラバオカップでも決勝に進出するなど好調をキープして、ここまでリーグ戦15勝11分4敗。勝点「56」と近年は50弱でシーズンを終えていたクラブにとっては躍進の1年と言えるだろう。

もし来季ニューカッスルがUEFAチャンピオンズリーグに出場できたら、2003-04シーズン以来20年ぶりとなる。当時はアラン・シアラーという絶対的なエースを擁してプレミアでも上位に位置していた。それから2度の2部降格を経験するなど、“古豪”ともいわれたニューカッスル。今季の強さをキープして20年ぶりの快挙を達成できるか。

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