今季リーベル・プレートからベンフィカへと移籍し、すぐにレギュラーを勝ち取ったエンソ・フェルナンデス。プリメイラリーガで首位を走るクラブを中盤から支える男は、アルゼンチン代表としてFIFAワールドカップ・カタール大会でも優勝に貢献した。
そして迎えた今冬の移籍市場で彼への注目度が高まる中、チェルシーが獲得に乗り出すと、合意まで至るものの最終的には迎え入れることはできず。チェルシーの関心はモイセス・カイセドへ移ったと英各紙では伝えられていた。
しかしチェルシーはここにきてエンソ・フェルナンデスへの再オファーを考えていることが発覚しており、獲得に向けて準備を進めている模様。しかし英『Mirror』によればベンフィカのロジャー・シュミット監督はエンソ・フェルナンデスの放出を否定しており、今冬の移籍はないとコメントしている。
「エンソがベンフィカでプレイしているのを見ると、彼が元気で幸せだとわかる。彼は他クラブのことは考えていないよ。主力を失うことはないと考えている。選手が(ベンフィカでのプレイに)集中しているのを見て、これが続くことを願っている」
中盤の補強を急いでいるチェルシーだが、アルゼンチン代表の若き司令塔は獲得できるのだろうか。