大卒ルーキーながらすでに“6得点7アシスト” 日本代表も経験した若きMFが好調・広島をけん引

満田の活躍に期待だ photo/Getty Images

1得点2アシストでG大阪に勝利

J1第26節でサンフレッチェ広島はガンバ大阪と対戦。5-2と勝利してJ1での連勝を3に伸ばした。ハットトリックのナシム・ベン・カリファに並び、1得点2アシストと3得点に絡んだ男が満田誠である。

この試合でもシャドーで先発した満田は、中央や右サイドから積極的に攻撃に絡む。すると1点ビハインドの11分、相手の激しい守備に倒れずに絶妙なクロスを供給し、ベン・カリファのゴールをお膳立てする。さらに2-2で迎えた76分には鋭いドリブルから左サイドでマークが甘くなっていたベン・カリファへとパスを送る。元スイス代表FWがハットトリックとなるゴールを決め、満田は2アシストで逆転に大きく貢献する。

勢いに乗った広島と満田は止まらず、82分には左サイドから折り返したボールを豪快に蹴りこみゴールネットを揺らして今シーズン6得点目のゴールを決めた。アシストも今節記録した2つを追加して「7」とスキッベ体制で欠かせない存在となっているのだ。
今季流通経済大学から加入したばかりのルーキーはE-1選手権を戦う日本代表にも初招集された。しかし中国戦、韓国戦と出場した試合はどちらも途中出場とスタメンで起用されることはなく大会を終えた。今節は前半から自身の持ち味を生かして終盤にはゴールを決める活躍で90分間高いパフォーマンスを発揮し続けた。今後も広島でさらなる地位を築いていき、再び日本代表へと挑戦していきたい。

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