両足より多い“58本”のヘディングシュート ドルトムントに加わるエアバトラーの脅威

ドルトムントに加わったモデスト photo/Getty Images

自慢の高さをどう活かす

今夏の新戦力だったFWセバスティアン・ハラーが長期離脱することになったドルトムントは、その代役としてケルンからFWアントニー・モデストを獲得。そのモデストは12日のフライブルク戦からいきなり先発を任されることになり、クラブがハラーのように前線でターゲットになれるセンターフォワードを求めていたのが分かる。

フライブルク戦では終盤まで相手の堅い守備に苦しめられたこともあり、モデストはフル出場しながら23回しかボールに触れなかった。シュートは2本記録したものの、あまり見せ場のないドルトムントデビューだったと言えよう。

しかし、昨季ブンデスリーガで20ゴール決めたモデストは計算しやすい選手だ。最大の武器は高さにあり、昨季モデストはブンデスリーガ最多となる58本ものヘディングシュートを放っている。右足のシュート数が36本、左足が12本だったため、昨季のモデストはヘディングシュートの方が両足のシュート数より多かったことになる。まさに187cmのエアモンスターである。

この高さはフライブルク戦で決勝点を奪った若手FWユスファ・ムココ、2列目に入るドニエル・マレン、開幕節で負傷してしまった新戦力のカリム・アデイェミといったアタッカーにはない武器だ。それだけに、サイドからモデストの高さとパワーを活かせるようになれば面白い。攻撃の選択肢はかなり広がるはずだ。

短時間ではあったが、フライブルク戦の途中からはムココ、若いジェイミー・バイノー・ギッテンスらと共演する時間もあり、彼らをモデストと併用することも不可能ではない。

昨季の20ゴールのうち半分の10ゴールを頭で決めたモデストの高さをドルトムントはどう活かしてくるのか。左サイドバックのラファエル・ゲレイロなど高精度のキックを持つ選手たちを中心に、モデストの強みを活かしていきたいところだ(数字は『WhoScored』より)。

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