ヴィツェル放出なら代役は誰に ドルトムントの中盤に据えるべき新たなMFは誰だ

ドルトムントが獲得を狙っているとされるスキリ photo/Getty Images

現時点での有力候補はケルンに?

はたして2021-22シーズン終了後、ドルトムントは中盤のバランサーを手放すこととなるのだろうか。現在、その去就に注目が集まっているのはMFアクセル・ヴィツェルだ。今季限りで現行契約が満了を迎えるにあたり、現段階では同選手が来季以降にどこでプレイするのかはまだ不透明な状況となっている。

まだ戦力としては十分に期待できるはずだが、もう33歳を迎えているヴィツェル。実力があるのは間違いないものの、その年齢を考えればドルトムントがなかなか同選手との契約更新に踏み切れないのも納得できるところだろう。加えて、現在の同クラブはヴィツェルの高額な給与も問題視しているようで、放出は濃厚だと独『Spox』が伝えている。

そうなれば、一体ドルトムントはヴィツェルの後釜として誰を獲得することとなるのだろうか。『Spox』によると、現在その有力候補に浮上しているのはケルンのチュニジア代表MFエリス・スキリ(26)だ。ドルトムントはすでに同選手の獲得に関してケルンと交渉を開始しているようで、移籍金次第ではスムーズに話がまとまる可能性があるという。
今季は離脱も目立つが、ここまでブンデスリーガ15試合に出場してケルンの中盤を支えているスキリ。安定したパス性能と高いインターセプト能力を備えたMFで、ヴィツェルに代わるボランチとしては悪くない選択肢と言えるだろう。ビルドップ時のパス回しをそつなくこなし、被カウンター時には守備面でも貢献する中盤戦士。特にディフェンス面に関しては守備の脆弱性を指摘されることも多いドルトムントにおいて、中盤のフィルター役として重宝されることとなりそうだ。

今季終了後にヴィツェル放出となれば、ドルトムントが確保したいチュニジア代表MF。無事獲得できれば大きいが、はたしてその結末やいかに。

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