マンUで再スタートを切ったサンチョ 右サイドのスペシャリストがチームにもたらしたものとは

今後はサンチョ本来の姿が見られるか photo/Getty Images

今後も継続しての起用が予想される

成績不振で前オーレ・グンナー・スールシャール監督が解任され、暫定監督にマイケル・キャリックが就いたマンチェスター・ユナイテッドは24日にビジャレアルと対戦。2-1で勝利した前回対戦同様に苦戦するゲームとなったが、クリスティアーノ・ロナウドとジェイドン・サンチョのゴールでリードを広げ、勝ち点3を獲得している。

キャリック政権での初勝利と良いスタートを切ったマンUだが、この試合ではサンチョが躍動していた。

今夏の移籍市場でボルシア・ドルトムントから加わったサンチョ。移籍金は約112億円ともいわれており、大きな期待が彼に寄せられたが、あまり起用されず難しい21-22シーズン序盤戦となっていた。更に3バックの導入に伴い本職であるサイドのポジションが廃止されてしまい、この移籍は失敗とまでいわれていたが、ビジャレアル戦では4バックに戻し、本来のポジションである右サイドで先発を果たした。

序盤はビジャレアルのプレスに苦しみボールを持てる時間が短かったが、徐々に右サイドにボールが集まるようになると、自身のスピードを生かした突破から好機を演出している。左サイドのアントニー・マルシャルが不調だったこともあり、サンチョの突破力は目立っていた。また、突破後も単純なクロスだけでなく、スペースへ走り込む味方を使うなど、変化も見せており、右サイドのスペシャリストとして攻撃を活性化させている。ゴールの場面では冷静にコントロールされたシュートを放っており、キック精度の高さも見せつけた。

ようやく本来のポジションでスタートを切ったサンチョだが、まだまだやれる選手であることは間違いない。今後は右サイドでの起用が増えることが予想され、約112億円の価値を示してくれることに期待したい。

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