強力3トップの後釜に? リヴァプールが狙う24歳のプレミア経験者は

ビジャレアルで印象的な活躍を披露しているダンジュマ photo/Getty Images

前線3人衆に近づく契約満了

近い将来、リヴァプールは変革の時期を迎えるのか。少し気は早いが、昨今イングランドではそんなことが話題となっている。それは近年における同クラブの成功を支えたモハメド・サラーやサディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノの前線3人衆に、揃って契約満了の時期が近づいているためだ。この3選手の現行契約はいずれも2023年までとなっており、着実にその時は近づいている。

現時点で、今後の状況がどのように変化していくかはわからない。しかし、もし誰かが今後退団の道を選ぶことになるのであれば、リヴァプールは早い段階でその後釜探しに奔走しなければならないだろう。常に最悪の事態は想定しておかなければならない。今冬ないし来夏からは、少しずつ新たな選手の獲得に力を注ぎたいところだ。

そんななか、リヴァプールが現時点で彼らの後継者として目をつけている選手がいる。その選手とは、ビジャレアルに所属するオランダ代表FWアルノー・ダンジュマ(24)だ。英『talkSPORT』によると、リヴァプールは昨季までボーンマスでプレイしいたこのウインガーへ非常に興味を寄せているという。本来であれば冬の移籍市場で確保したい意向を持っていたとのことだが、ビジャレアルは「売却するなら来夏」という構えの様子。そのことから、リヴァプールはシーズン終了後に獲得オファーを提示する見込みのようだ。
今季はビジャレアルで公式戦15試合に出場し7ゴールを決めているダンジュマ。左ウイングのポジションからフィニッシュを狙えるアタッカーは、サディオ・マネに代わる存在として期待できそうだ。マネが契約延長となっても、過密日程を乗り切るためのターンオーバー要員としてダンジュマは重宝することだろう。以前はボーンマスに所属していたことから、イングランド・サッカーの特徴も理解しているのも獲得に向けたプラス材料と言える。

素晴らしい選手たちスカッドに揃えているものの、その一方では現在のチームが解体となる可能性を考慮して着々と次の時代に向けた投資に力を入れているリヴァプール。はたして、その第一弾となるビジャレアルのウインガーは、来夏レッズへ加わることとなるのだろうか。今後もその動向には注目したいところだ。

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