イニエスタは2位 21世紀最多“42回”もタイトルを獲得している男が東京へ

トロフィーを掲げるイニエスタら神戸の選手 photo/Getty Images

五輪まで獲得すれば文句なし

21世紀に入ってから、最も多くのチームタイトルを獲得した選手は誰なのか。

TOP5を見てみると、やはりジョゼップ・グアルディオラが築いた黄金期のバルセロナに在籍していた選手が強い。

4位: ホサム・アシュール(37個)
4位:マクスウェル(37個)

3位:リオネル・メッシ(38個)

2位:アンドレス・イニエスタ(39個)



まずアシュールはエジプト代表でもプレイしてきた選手で、国内のアル・アハリでタイトルを量産している。エジプト国内リーグを13度も制するなど、同国が誇る優勝請負人といったところか。

アウベスが目指すは東京五輪制覇 photo/Getty Images

唯一40以上もタイトルを獲得している男

同数で4位のマクスウェルはアヤックス、インテル、バルセロナ、パリ・サンジェルマンでそれぞれリーグタイトルを獲得しており、すべてのクラブでタイトルに恵まれた時間を過ごしてきた。複数の国でタイトルを獲得している点は見事で、最も理想的なタイトル量産の形か。

3位のメッシは今夏のコパ・アメリカを制したことでタイトル獲得数が1つ増えることになり、2位のイニエスタはヴィッセル神戸にて天皇杯とFUJI XEROX SUPER CUP 2021を制したことでメッシをリードすることになった。

1位:ダニエウ・アウベス(42個)



そして1位はアウベスだ。予想していた人も多いだろうが、アウベスは21世紀に入ってから唯一タイトル獲得数が40を超えている選手となっている。

このタイミングでアウベスに注目するのは理由があり、22日より始まる東京五輪の男子サッカーにてアウベスは43個目のタイトルを狙ってくるからだ。

アウベスはブラジル代表にオーバーエイジ枠で招集されており、その経験値は脅威だ。アウベスはまだ五輪を制したことがなく、モチベーションも高いはず。五輪まで獲得したとなれば、本当に文句のつけようがないパーフェクトキャリアとなるだろう。

世界最強の優勝請負人とも言えるアウベスが五輪まで引き寄せるのか。38歳の挑戦も注目ポイントの1つだ(タイトル数は『Transfermarkt』より)。

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