日本を破ったアリ&アフィーフはW杯でも要注意 不気味なカタール代表の現在地

パナマ戦で3得点を挙げたカタール代表 photo/Getty Images

ゴールドカップでも奮闘中

来年のワールドカップで優勝するのはどのチームかといった予想も始まっているが、忘れてはならないのがホスト国カタール代表の存在だ。

2019年のアジア杯決勝で日本代表を撃破したカタールは何かと不気味な存在で、今のアジアで上位クラスの実力を持っているのは間違いない。来年のワールドカップで目指すは決勝トーナメント進出だろう。

興味深いのは、カタールの強化策だ。カタールは2019年に日本代表とともにコパ・アメリカにゲスト国として参戦していたが、そうした動きは今も続いている。

現在行われているCONCACAFゴールドカップ2021にもゲスト国として参加しており、北中米のチームたちと熱戦を繰り広げている。

軸となるメンバーはアジアカップ当時から同じで、前線ではアルモエズ・アリとアクラム・アフィーフがコンビを組む機会が多い。2人は先日のゴールドカップ・グループステージ第1戦のパナマ戦で揃って得点を記録しており、チームも3-3のスコアで引き分けている。この2人を軸とした攻撃はなかなかに厄介だ。

特にアジアカップ終了後に欧州クラブからの関心も噂されたアリは、2019年のコパ・アメリカでも得点を奪うなど強豪相手にも結果を出す勝負強さと技術を持ち合わせている。来年のワールドカップで注目すべきストライカーの1人と言えよう。

最終ラインも同じくアジアカップに参戦していたバッサム・ヒシャム・アル・ラーウィー、ブーアッラーム・フーヒー、ペドロ・ミゲル、中盤にもハサン・アル・ハイドゥース、カリム・ブディアフ、アブドゥラジズ・ハーティムら変わらぬメンバーが揃っており、同じ顔ぶれで連携を強化できているのは1つの強みだ。

特にフーヒー、ミゲル、ハイドゥース、ブディアフ、ハーティムらは30歳と経験豊富で、彼ら中堅世代にとっては来年のワールドカップがキャリアの集大成となる。彼らの経験がもたらすものは大きく、ここもワールドカップでの注目点だ。

カタールは今後ワールドカップ欧州予選にもゲスト参加する予定となっており、親善試合の形でポルトガル代表、セルビア代表、アイルランド代表ら実力国と対戦する。この経験も大きなプラスとなるに違いない。

これらの強化策がワールドカップ本番で花開くのか。ホスト国カタールの頑張りも楽しみなポイントの1つだ。

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