怪我に泣いたマンC所属オランダ代表DF 今後の活躍次第で序列逆転はあるのか?

怪我での長期離脱から復帰したアケ photo/Getty Images

負傷での離脱が響いたシーズンとなった

年間に100得点以上を記録する爆発的な攻撃力を持つマンチェスター・シティだが、そんな破壊力のある攻撃陣とは裏腹に安定感の無い守備陣は何度か批判の対象となっていた。そんな中、今季からチームに加入したネイサン・アケはセンターバックを主戦場としながらも左サイドバック、ボランチをこなせる高いユーティリティ性を持っている。チームの懸念事項であったセンターバック、サイドバックを高いレベルでこなせるアケの加入には大きな期待が寄せられたが、出番を得られたのは序盤のみでその後は負傷での長期離脱となってしまった。

それでも、アケと同時期に加入したルベン・ディアスが守備陣に抜群の安定感をもたらし、弱みであったセンターバックを強みに変えて見せた。また、左サイドバックもオレクサンドル・ジンチェンコが素晴らしい安定感を見せると同時に、本職は右のジョアン・カンセロが左も務めるユーティリティ性を発揮。また怪我の多かったバンジャマン・メンディが徐々にコンディションを上げてきており、リーグ戦での起用が増えてきている。昨季とはがらりと台所事情は変わっており、十分な戦力が整っていると言っていいだろう。

では、アケの立場はどうなるのか。直近は過密日程の影響もあり、リーグ戦でセンターバックとしての出場は増えてはいるが、それでもディアスやジョン・ストーンズの控えでの起用だ。これまで怪我の多かったストーンズだが、今季はその過去が嘘のようにフル稼働している。また、サイドバックも人数が充実しており出番は見込めそうにない。

センターバック、サイドバックの両方で序列を落としているアケ。チームとしては使い勝手のいい選手ではあるが、思うような出番が得られない今の状態が続くことは選手として良くないだろう。今後もこのような状態が続けば、代表の選出に響く可能性がある。

直近のクリスタル・パレス戦では持ち前の対人の強さ、フィードの精度と自身の良さをアピールしているだけに、序列逆転に向けて奮闘して欲しい。

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