ユヴェントスは今こそ我慢のとき “背番号8”の放出はしばし待て

今夏の放出が噂されるラムジー photo/Getty Images

ディバラ復帰で大化けする可能性

2019年夏、大きな期待を背負ってビアンコネリの一員となった背番号8だが、彼のイタリアにおける旅はわずか2年で終わりを迎えることとなってしまうのだろうか。ユヴェントスのウェールズ代表MFアーロン・ラムジーに、今夏移籍の噂が浮上している。

伊『calciomercato』によると、加入以降に怪我がちなことに加えて、高額な給与によりクラブの財政を圧迫しているとされるラムジーをユヴェントスは今夏の放出候補とみなしているという。今季はここまで公式戦26試合に出場している同選手だが、現時点でレギュラーの地位を確立できているとはいえない。戦力としてはカウントされているはずだが、今の状況であれば別の選手を代役に立てたほうが安上がりということなのだろう。

しかし、ユヴェントスはこのままラムジーを手放してしまっていいのだろうか。たしかにクラブの財政面を考えれば放出もやむなしなのかもしれないが、まだ彼がその給料以上の働きを見せる可能性は残されているはずだ。

そのカギとなるのは、FWパウロ・ディバラの復帰。今季は同選手不在のなか、多くの時間で攻撃のリズムを作るタスクを担っていたラムジー。1人では限界を感じる面もあったが、ディバラとコンビを組めば互いの負担を減らすことができるはず。守備の部分で不安要素は残るものの、この2人にアルトゥールを加えた2列目、3列目がどのような創造性ある攻撃を繰り出すか。継続的に見てみたいと思っているファンも少なくはないだろう。

これまでは劣勢時などに自分が局面を打開してやろうと、どこか強引なプレイを見せることもあったラムジー。だが、信頼できるパートナーさえ復帰すれば、彼にはまだ評価急上昇のチャンスがある。財政的な厳しさはあるかもしれないが、ユヴェントスはまだこのウェールズ代表MFに見切りをつけるべきではないのではないか。アンドレア・ピルロ監督が新たな時代を築くうえで、ラムジーはビアンコネリにとって重要な存在となる可能性を秘めている。

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