今から7年前、期待の若手フランス人FWとしてアーセナルへやってきた大型ストライカーを覚えているだろうか。
191cmのサイズを誇ったFWヤヤ・サノゴである。
サノゴはフランスのオセールからアーセナルへ加わり、クリスタル・パレス、アヤックス、チャールトン・アスレティックへのレンタル移籍を経験。
しかしアーセナルでは結果を残せず、僅か11試合にしか出場できぬまま2017年にフランスのトゥールーズへと移籍することになった。
あれから3年。サノゴはトゥールーズで圧巻のパフォーマンスを見せたというわけでもない。サノゴがトゥールーズでプレイしていたことを知らなかった人もいるだろう。
それでも仏『France Football』によると、サノゴは3年間のパフォーマンスに一定の満足感を示している。
「僕はプレイし、もう1度自分のフットボールを楽しむ必要があったんだ。ここでは70試合ほどプレイしたはずで、17点か18点は奪った。僕のスタッツはアメイジングなものではないけど、それでもプレイできることを証明した。僕は自分に自信が欲しかったんだ。若い頃より海外へ向かい、トゥールーズには自分を再発見するために来た。この3シーズンではマックス・グラデルがチームのトップスコアラーだったけど、僕は2番だったと思う。僕の成績はとても悪いというわけではないよ」
今季のトゥールーズはリーグ戦で最下位となってしまい、サノゴも今夏にクラブを離れている。それでも、サノゴにとっては重要な3年間だったのだろう。
そして英『The Sun』によると、現在はイングランドのミドルズブラがサノゴに関心を寄せているという。再びイングランドに戻る可能性があり、アーセナルサポーターは懐かしい思いでサノゴを見ることになるのではないか。
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