ロナウドというよりはルイ・コスタ系 1億2600万ユーロFWの2年目はどうなる

アトレティコのフェリックス photo/Getty Images

リーガ2年目の爆発はあるか

最近のポルトガルサッカー界にはクリスティアーノ・ロナウド2世と呼ばれる若手が数名出てきており、ポルトガルには楽しみな若手が溢れている。

ただ、誰もがロナウドとタイプが似ているわけではない。

例えば昨夏1億2600万ユーロもの移籍金でベンフィカからアトレティコ・マドリードへ移籍したFWジョアン・フェリックスだ。
フェリックスもロナウドと比較されることがあるが、どちらかといえば元ポルトガル代表MFマヌエル・ルイ・コスタに近いかもしれない。ロナウドほどゴールに固執している選手というわけではない。

そんなルイ・コスタ2世とも取れるフェリックスにとって、今季はほろ苦いシーズンとなってしまった。初のリーガ・エスパニョーラで苦戦し、1億2600万ユーロの価格に見合う働きができなかったのだ。

スペイン『MARCA』によると、ルイ・コスタもフェリックスにはもう少し時間をかけてあげるべきとの考えを示している。能力は間違いないはずで、2シーズン目となる来季には本来の力が発揮できるかもしれない。

「彼に対する移籍金は期待を大きくしてしまい、多くの人は彼がすぐにスペインで最高の選手になると思っただろう。彼が触るボール全てを黄金に変えると思ったはずだ。しかし彼は若く、適応への時間が必要なんだ」

ルイ・コスタはベンフィカ時代と同じような活躍がスペインでも出来るはずとフェリックスの素質を信じている。

2年目となる来季にはさらにプレッシャーが大きくなるかもしれないが、フェリックスはそれに対応できるのか。フェリックスの爆発なしにアトレティコのタイトル獲得はあり得ないだろう。

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