なぜPKを譲ったのか クリスタル・パレスとのFA杯決勝でハーランドがマルムシュにキッカーを託した理由を明かす

マンチェスター・シティのハーランド photo/Getty Images

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ルーニーは譲るべきではないと指摘していた

プレミアリーグ4連覇から一転して、昨季はコミュニティ・シールドのタイトルのみとなったマンチェスター・シティ。リーグ戦ではリヴァプール、アーセナルに続く3位に甘んじ、決勝まで進んだFA杯では直近の試合で勝利していたクリスタル・パレスに敗れ、タイトルを獲得することはできなかった。

そのパレス戦はエベレチ・エゼのゴールが決勝点となったが、シティはPKというスコアを同点にするチャンスがありながらもそれを逃している。

キッカーはオマル・マルムシュだったが、この日当たっていたディーン・ヘンダーソンにそのシュートを防がれてしまった。
シティのPKキッカーは本来アーリング・ハーランドであり、最初は彼がボールを持っていたが、途中で冬加入のマルムシュにボールを渡している。

この場面についてマンチェスター・ユナイテッドのOBであるウェイン・ルーニー氏が言及。「ハーランドはワールドクラスのストライカーだが、リオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドであればボールを手放すはずはない」とマルムシュに譲った判断がミスだったと指摘している。

この件についてハーランドは『THE Times』のインタビューで触れ、「新しい選手に任せるべきではなかった。だからすべての責任は私にある。彼をこんな状況に追い込んだのは私だ。ただ、彼には良い印象を持っていたんだ」と改めて発言している。

実際にFA杯決勝までのマルムシュは新加入選手とは思えない活躍ぶりでチームに貢献していた。最終的にプレミアリーグでは16試合で7ゴール2アシストを記録しており、新シーズンはさらなる数字を残すことになるだろう。

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