ボルシアMG板倉滉のアヤックス移籍が決定的に 移籍金めぐるクラブ間交渉は総額17億円で合意

ボルシアMGの板倉滉 photo/Getty Images

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2日の試合ではベンチ外に

ボルシアMG所属の日本代表DF板倉滉のアヤックスへの移籍が秒読み段階に入ったようだ。

ドイツ紙『Bild』によれば、アヤックスはボルシアMGと話し合いを重ねた結果、800万ユーロ(約13億6000万円)の移籍金と板倉加入後の成績に応じて支払われる追加ボーナス200万ユーロ(約3億4000万円)を合わせて総額1000万ユーロ(約17億円)という条件で合意に達したという。

これより前、ボルシアMGはホルシュタイン・キールから日本代表FW町野修斗を獲得しているが、この際に移籍金と追加ボーナスを合わせて1000万ユーロ(約17億円)をボルシアMGはキールに支払うことで合意しているため、同クラブは今回の板倉をめぐるアヤックスとの交渉で町野獲得に費やした出費を賄うことに成功した。
板倉に対してはアヤックス以外にフランクフルトも獲得に興味を示していた。しかし、ボルシアMGでスポーツディレクターを務めているローランド・ヴィルクス氏は『Bild』の取材に応じた際、「もしもコウが移籍する場合、それは我々と競合しないクラブになる。そういうクラブで彼は次のステップを踏むことになるだろう」とコメント。ボルシアMGと同じブンデスリーガに所属するフランクフルトに板倉が移籍することに難色を示していた。

板倉は、2日(現地時間)に行われたバレンシアとのプレシーズンマッチで登録メンバー外となっていた。これは、『Bild』によれば移籍前の怪我を防ぐためであるという。数日以内に板倉のアヤックス入団が正式発表される可能性が高い。

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