久保建英が鮮烈ゴラッソ 圧巻のカットイン弾でプレシーズンに存在感

日本代表の久保建英 photo/Getty Images

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問答無用の一撃でチームを牽引

ラ・リーガ開幕を控えるレアル・ソシエダにとって、今季のキーマンは間違いなく久保建英である。その背番号14が異彩を放った。プレシーズンマッチ、オサスナとの一戦で豪快なゴールを叩き込み、攻撃の中心として改めて存在感を誇示している。

久保は[4-3-3]の右ウイングで先発出場。前半42分、右サイドでボールを持つと、得意のパターンで勝負を仕掛ける。スピードに乗ってドリブルを開始し、対峙したDFをまたぎフェイントで翻弄。相手を後退させながら角度を作ると、そのままカットインで中央へ。左足を振り抜いた一撃は完璧な軌道を描いてゴール左隅へ突き刺さった。

このゴールで先制したソシエダは、最終的に4-1の快勝を収めた。久保の得点が流れを呼び込んだ形で、チーム全体が攻守に躍動した。
『MARCA』によれば、今夏の移籍市場では主力がチームを去っており、久保への期待は高まっている。中盤の構成力に加えてフィニッシュの精度でも頭一つ抜けた存在であり、セルヒオ・フランシスコ監督も「攻撃の要」として信頼を寄せているという。

今季も久保の左足が、数々の歓喜を生むに違いない。

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