移籍金満額支払いしかラウタロ獲得の道はない インテルがバルサに徹底抗戦だ

バルセロナへの移籍が噂されるL・マルティネス photo/Getty Images

クラブSDがバルセロナを牽制

現在、バルセロナからの関心が伝えられている若きストライカーの去就はどうなるか。インテルファンとしては非常に気になるトピックの一つだろう。アルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスのことだ。

2018年夏の移籍市場でインテルにやってきたL・マルティネス。移籍初年度こそ新たな環境に適応する時間を送ったが、今季は強力な相棒ロメル・ルカクを得たこともあり大ブレイクを果たしている。リーグ戦中断前まで公式戦31試合に出場して16ゴール。2019-20シーズンにセリエAで快進撃を披露するインテルの攻撃陣を牽引している。

インテルがじっくりと時間をかけて一人前にした若きストライカー。クラブとしてはここまで手塩にかけて育てた逸材を、そうやすやすとバルセロナに奪われてたまるものかと思っていることだろう。売りに出すつもりはない。インテルのスポーツディレクターを務めるピエロ・アウリシオ氏もバルセロナを牽制するコメントを発している。
「ラウタロは非売品だよ。バルセロナから連絡があったし、彼らとは良好な関係を築いているけれど、売りに出さない意思をハッキリと伝えた。彼が欲しいなら、バルセロナはきっちりと契約解除金を払わなければいけないよ。我々は未来のチームにもラウタロがいて欲しいと思っている。彼を売りに出すつもりはない。彼を他のクラブが連れ出す方法は、さっき言った契約解除金の支払いだけさ。その条項はかなり複雑になっているけどね」

伊『Sky Sport』に対して、アウリシオ氏はこのように語っている。先日はハビエル・サネッティ副会長がバルセロナを牽制したが、インテルはクラブ一丸となってL・マルティネスの流出を阻止する構えのようだ。

インテルが全力で慰留に努めるL・マルティネスだが、はたしてこの若き逸材は来季以降もミラノで輝き続けることとなるのだろうか。22歳の動向には今後も注目だ。

●電子マガジンtheWORLD(ザ・ワールド)最新号を無料で公開中!

電子マガジン最新号は、「欧州サムライ伝説」。中田英寿、小野伸二、中村俊輔など……、欧州で日本人フットボーラーの道を切り開いたパイオニアたちの偉業を、貴重な写真とともに振り返ります。

http://www.magazinegate.com/theworld/

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.291 究極・三つ巴戦線

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ