サンチョ&ニャブリよりも上 A・デイビス、今季ブンデスでのスタッツが凄い

評価を高めているアルフォンソ・デイビス photo/Getty Images 

今やワールドクラスのサイドバックに

昨年1月よりバイエルン・ミュンヘンでプレイしているDFアルフォンソ・デイビス(19歳/カナダ代表)。同クラブのハンス・ディーター・フリック現監督より左サイドバックのレギュラーに据えられてからも、持ち前の快足を遺憾なく発揮。今季の公式戦で左サイドから幾度となく決定機を創出している。

加入からおよそ1年半でバイエルンのレギュラーに定着してみせたデイビスだが、今やワールドクラスのサイドバックに成長したと言っても差し支えないだろう。同選手は今季のブンデスリーガで72回のドリブル成功数を叩き出しており、これは同リーグ屈指のウイングFWとして名高いドルトムントのジェイドン・サンチョ(63回)や、バイエルンのセルジュ・ニャブリ(46回)の両名を上回る数値。また、これは同リーグ全18クラブのフィールドプレイヤー中トップの成績だ(データサイト『Sofa Score』の統計より)。

今月17日に行われたブンデスリーガ第26節ウニオン・ベルリン戦で計36回のスプリントを記録したほか(英『squawka』より)、26日の同リーグ第28節ドルトムント戦では前半33分に驚異的なスピードで自陣ペナルティエリアへ戻り、相手のFWアーリング・ハーランドの突破を食い止めるなど、2か月にわたったリーグ中断を物ともしないパフォーマンスを見せているデイビス。左サイドでコンビを組んでいるニャブリとの連係も良好で、カットインしたニャブリをデイビスが外側からタイミング良く追い越すという攻撃パターンが相手チームの脅威となっている。このバイエルンの新星DFの躍動はまだまだ続きそうだ。


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