今度こそファン・ダイクの相棒へ クリーンシートをもたらした22歳のDF

リヴァプールのゴメス photo/Getty Images

4試合連続でクリーンシート

今季プレミアリーグで無敗進行を続けるリヴァプールにおいて数少ない懸念材料の1つと言われてきたのが、クリーンシートの少なさだ。フィルジル・ファン・ダイクが統率する最終ラインは安定しているのだが、リーグ戦では失点が続いていた。

9月28日のシェフィールド戦から8試合続いていた失点がストップしたのは、12月7日のボーンマス戦のことだ。そこからリヴァプールはクリーンシートを3試合続けているのだが、これに貢献していると評価されるのが22歳のDFジョー・ゴメスだ。

ゴメスは7日のボーンマス戦から4試合続けてフル出場を記録しており、この4試合では1失点も喫していない。英『Daily Mail』は、ゴメスが再びベストな状態へ戻ったと称賛する。
ゴメスは昨季の開幕からファン・ダイクとコンビを組み、開幕6連勝に貢献。この6試合では2失点しか許さず、一気に評価を高めることになったのだ。

しかし2018年12月より膝を痛めてしまい、長期離脱を余儀なくされた。その間にジョエル・マティプが評価を高め、指揮官ユルゲン・クロップは昨季のチャンピオンズリーグ決勝もファン・ダイクとマティプのセンターバックコンビをチョイスしている。

そのマティプは現在負傷で離脱しており、今度はゴメスが評価を高めるチャンスを迎えているのだ。ゴメスの場合はマティプよりスピードがあり、サイドバックまでこなす身体能力を備えている。同メディアはファン・ダイクよりも速いはずと伝えており、ゴメスとファン・ダイクにコンビを組ませることで最終ラインをより高い位置へ押し上げることも可能となる。

またゴメスはリーグ戦直近4試合で428回ボールに触り、パス成功率も88.5%を記録している。攻守両面で高い評価を得ており、今度こそファン・ダイクの相棒をゴメスで固める時なのかもしれない。

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