“出場時間14分の男”にチャンスは巡ってくるか リヴァプールFWが勝負の年末へ

今季なかなかプレイタイムを伸ばせていないシャキリ photo/Getty Images

過密日程は追い風となるはず

今季プレミアリーグにおいて破竹の勢いで首位を快走するリヴァプール。全勝こそ第9節のマンチェスター・ユナイテッド戦でストップしてしまったものの、前節は開幕前に優勝を争うと目されていたマンチェスター・シティを3-0で撃破しておりその勢いに陰りは見えない。現在2位レスター・シティとは8ポイントもの差がついており、まさに絶好調だ。しかし、そんな中で一人の男を忘れてしまってはいないだろうか。FWジェルダン・シャキリだ。

今季は怪我に悩まされ、公式戦出場はわずか3試合。プレイタイムもわずか14分と、加入当初にスーパーサブとして機能していた頃の輝きはほぼ失われてしまった。先日はスイス『Schweizer Illustrierte』のインタビューで「頻繁にプレーさせてもらえていないのだから、不満はもちろんある。プロの選手なのだからね」と漏らすなど、本人もこの現状には満足していない様子。移籍希望を口にしているともされ、現地では盛んに今冬もしくは来夏の退団可能性が伝えられている状況だ。しかし、そんなシャキリにチャンスが巡ってくるかもしれないと英『Liverpool Echo』は主張する。

「土曜日のクリスタル・パレス戦は、リヴァプールが年末までにこなす連戦の幕開けだ。この6週間のうち、シャキリがいつ出番を与えられるかは現時点で不明だが、クロップは適度に選手をローテーションをさせると予想する。そこで彼は必ず必要とされるだろう。チャンスは巡ってくるはずだ。3トップの位置でシャキリの汎用性とクオリティはまだ役割を果たすことができる。そのチャンスの中で、どれほどアピールできるかは彼次第だ」
クラブ・ワールドカップなどの関係で年末まで怒涛の過密日程が組まれているリヴァプール。チームにとってはあまり喜ばしくない状況だが、シャキリにとってはまたとないアピールチャンスとなるか。再びアンフィールドでこのレフティーが輝く瞬間をファンは待ちわびている。

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