開幕からなかなか調子が上がらないマンチェスター・ユナイテッドでは、サポーターから批判を浴びる選手も数多い。
そこで英『Manchester Evening News』は、サポーターに「誰を残留させ、誰を放出すべきか」というアンケートを取っている。何とも厳しいアンケートだが、これでサポーターがどの選手の放出を求めているかが分かってくる。
今回のアンケートで放出すべきの方に多くの票が入ったのは全部で8人。つまりこの8人は、サポーターが放出しても構わないと評価していることになる。
やはりベテラン選手が多く、最多となる88.2%も票を得てしまったのはMFネマニャ・マティッチとDFフィル・ジョーンズ。2人ともレギュラーポジションを失っており、ピークは過ぎたとの評価なのかもしれない。
さらにMFアシュリー・ヤング(81.5%)、DFマルコス・ロホ(75.5%)、MFファン・マタ(65.1%)に票が入っている。ヤングも批判を浴びる機会が多く、ロホは出番が少ない。マタへの評価はやや厳しいようにも思えるが、サポーターは重要視していないようだ。
残る3人はいずれも中盤の選手だ。1人は昨夏シャフタール・ドネツクから5200万ポンドもの移籍金で加入しながら、期待に応えていないフレッジ(80.7%)、得点力不足が指摘されるジェシー・リンガード(72.4%)、アンドレアス・ペレイラ(62.1%)に票が入っている。
ペレイラはこの8人の中では票が少ない方だが、それでもサポーターが満足していないのは明らかだ。ややミスが多く、決定的な働きができていないとの評価だろうか。彼らがサポーターの評価を覆すには、限られたチャンスの中で結果を出すしかない。
一方、最も残留が望まれている選手はスウォンジーから加入した快速FWダニエル・ジェイムズで97.9%ものサポーターが残留させるべきと投票している。今のチームではジェイムズが最も重要と考えられているのだ。
それに続くのはDFアーロン・ワン・ビサカ(97.8%)、FWメイソン・グリーンウッド(97.7%)、DFアクセル・トゥアンゼベ(96.2%)、MFスコット・マクトミネイ(95.4%)と続いている。いずれも若い選手となっており、この5人が今後の軸になると考えられているのだろう。
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