今季もユヴェントスの大エースはクリスティアーノ・ロナウドで変わりないが、復活したストライカーのことも忘れてはならない。
昨季まで多くの批判を浴びていたFWゴンサロ・イグアインだ。伊『Calciomercato』はイグアインを「十分に称賛されていない英雄」と取り上げているが、当初イグアインは戦力にならないと考えられていた。昨夏に移籍したミランで結果を残せず、冬に移籍したチェルシーでも期待には応えられなかったことで評価を大きく落としたからだ。
チェルシーでは恩師マウリツィオ・サッリと再会を果たしたものの、それでもパフォーマンスは伸びてこなかった。もうイグアインは復活しないと見切りをつけたサッカーファンもいたかもしれない。しかし、ユヴェントスに戻ったイグアインは想像以上に鋭いスタートダッシュを切っている。
ユヴェントスを指揮するのもサッリで、相変わらずサッリはイグアインのことを好んでいる。イグアインも今季はナポリ戦、インテル戦とビッグゲームで得点を記録しており、ロナウドとともに攻撃の中心メンバーとなっている。
昨夏ロナウドがユヴェントスへ加わった時にイグアイン不要論が起こり、今夏もローマやウェストハム行きの噂があった。しかし同メディアはイグアインとの契約延長も期待できると伝えており、この夏で立場は大きく変わった。パウロ・ディバラも加えた前線トリオにはクラブの象徴となる可能性も秘められており、イグアインは再びワールドクラスのストライカーへと復活を遂げようとしている。
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