再結成ツアーを敢行し、エジンバラ公演、ダブリン公演を終えたばかりのオアシス。ツアーは大盛況であり、ウェイン・ルーニーやロドリ、フィル・フォーデンなどもライブに駆けつけている。
そんななか、大のシティファンであるギタリスト/ソングライターのノエル・ギャラガーはプレミアリーグの開幕戦について『talkSPORT』で語った。
新シーズンの優勝争いについて語りはじめたノエルは「そうだね、すべては本当にリヴァプール次第だと思う。彼らは決してお金を使わないけど、1人の選手に大金を費やした。8人や9人の選手を買ったわけじゃなくてね」と切り出し、レヴァークーゼンからやってきたフロリアン・ヴィルツの印象について語った。
「ドイツから来たあの少年、名前はなんだっけ。フロリアン・ヴィルツだ。大金を投じて来たのに、俺にはちょっと無名の選手に見えたね」
開幕戦のボーンマス戦ではあまり目立っていなかったヴィルツ。ノエルの目にもそれほどのインパクトはなかったようだ。続いて、シティのライバルのマンチェスター・ユナイテッドについても語っている。0-1でアーセナルに敗れたが、ノエルの目にはかなり改善を見せたと映ったようだ。
「わからないが、マンチェスター・ユナイテッドは今季、期待以上の成績を残すと思う。本当に良いプレイを見せた。引き分けに値したね。彼らはビッグチームから勝ち点を奪うだろうし、トッテナムもそうなると思う。週末に見たすべてのゲームの中で、最も改善したのは、昨季に笑ってしまうほどひどかったマンチェスター・ユナイテッドだ。実際、エンベウモとクーニャのプレイはよかったし、あの試合で何かを得るに値した。今季の彼らとの試合は、より刺激的なものになりそうだね」
そして愛するシティについては、いきなり良いスタートを切ったことに驚いた様子。開幕戦ではウルブズを4-0と破っている。
「いつもスロースタートだから、こんなに良くてスムーズで、本当に驚いたよ。でもこれは1試合だ。来週の対戦がどうなるかはわからない。本格的に動き出すのは3月になってからだ。とにかくそれまで上位にいればいいんだよ。トップから6ポイント以内にいればいいんだ」
「でもタイアニ・ラインデルスは素晴らしかった。キーパー(ジェイムズ・トラフォード)も堅実だった。アイト・ヌーリとチェルキも素晴らしいプレイを見せたね。ジョン・ストーンズが戻ってきてくれて嬉しい。オスカー・ボブについては誰も語っていないけど、彼(の不在)は昨季の俺たちにとって誰よりも大きな痛手だったんだ。彼は素晴らしかった。すべての兆候は良好だけど、昨季も素晴らしいスターとを切ったことは確かだ。10月までは好調だったのに、そのあと調子が落ちてしまった」
自信家のノエルにしては謙虚なコメントだが、昨季中盤に大きくシティが調子を落としたことを懸念しているようだ。今季もスタンドに姿を見せると思われるノエル。その横にはリアムの姿もあるだろうか。