6000万ユーロの移籍金でもお得だった? PSGとポルトガル代表で絶対の主力となった21歳J・ネヴェスの実力

PSGでプレイするJ・ネヴェス photo/Getty Images

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当初否定的だったミクー氏も誤りを認める

ベンフィカからパリ・サンジェルマンに移籍してから1年半。すっかりワールドクラスのセントラルMFとの評価を確立したのが21歳のポルトガル代表MFジョアン・ネヴェスだ。

PSGはネヴェス獲得に6000万ユーロの移籍金を投じており、20歳の若者に当初は高すぎるとの声もあった。しかしネヴェスは指揮官ルイス・エンリケの信頼を掴み、昨季はチャンピオンズリーグ制覇にも大きく貢献。

PSGには同じポルトガル人MFヴィティーニャも所属しているが、2人はポルトガル代表の中盤でも主力だ。今月の2026W杯欧州予選・アルメニア戦にてネヴェスはハットトリックを記録しており、PSGでは8月のトゥールーズ戦でもハットトリックを決めたばかり。セントラルMFとして得点センスも伸びている。
移籍当初、ネヴェスの実力を疑っていた人物の1人がボルドーやブレーメンでプレイしたフランス人MFヨアン・ミクー氏だ。同氏はその評価が間違っていたと認めていて、今では特別な選手だと称賛している。

「昨年のことだが、当時の私はネヴェスよりもブレストにいたマフディ・カマラの方が良いと主張していた。しかし、今ではそうじゃない。ネヴェスは本当に素晴らしい選手で、試合ごとにそれを証明している」(『Le10Sport』より)。

これでまだ21歳というのが恐ろしいところで、ネヴェスは長くポルトガルの中盤をリードしていく存在になるだろう。



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