白血病公表のミハイロビッチ氏に同胞がエール 「打ち勝つことができる」

白血病であることを公表したミハイロビッチ氏 photo/Getty Images

「ただの偉大な選手ではなく、偉大な人物」

13日、自身が白血病であることを公表したシニシャ・ミハイロビッチ氏。現役時代はラツィオやローマ、インテルなどでプレイし、通算457試合に出場した。なかでも有名なのはその左足から放たれる美しい直接フリーキック。セリエA史上最多の27得点を挙げている彼は当時「グランシニストラ(偉大なる左足)」の異名をとったことでも有名だ。そんな名手の突然の告白に衝撃を受けたサッカーファンは多いはず。

そんなミハイロビッチ氏に対して、かつてユーゴスラビア代表で共闘したサボ・ミロシェビッチ氏がエールを送っている。同氏は『Omnisport』に対して、盟友との特別な絆を明かすとともに、ミハイロビッチ氏を「歴史上最も優秀なレフティー」だと考えていることも次のように語った。

「私は彼と非常に親密で、サッカー以外でも特別な関係なのさ。彼に起こったことについて言葉もないが、ただひとつ言えることは彼がこれに打ち勝つことができるということだ。彼は今まで、色々なことと戦ってきた。戦争、そして多くの悲劇や困難を乗り越えてきたんだ。今のような状況であっても、彼は病気に打ち勝てると私は信じているよ」

「シニシャはおそらくフットボールの歴史上、最も優れたレフティーだ。フリーキックの上手な選手はたくさんいるけど、彼みたいな選手はいない。彼がボールを使ってできることを説明するのは不可能だね。彼とピッチで共闘できたのは光栄なことだった。彼はただの偉大な選手ではなく、偉大な人物なんだ」

同胞から心強いエールを送られたミハイロビッチ氏。13日の会見では「強力な相手だ。だが、倒せない相手ではない」と復帰に向けて強気な姿勢を示した。本人も意気込んでいる通り、白血病は治らない病気ではない。日本のサッカー選手としては昨年11月、J2のアルビレックス新潟に所属するDF早川史哉が約2年ぶりに復帰したケースも。難敵に立ち向かうミハイロビッチ氏。無理せず、自分のペースで現場復帰を目指してほしいところだ。

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