百戦錬磨のSBがプレミアを去る 「キャリアの終わりが近づいている」

自身の今後について言及したサバレタ photo/Getty Images

マンCのプレミア制覇に2度貢献

アルゼンチンの名手がイングランドのピッチを後にする。ウェストハムに所属する元アルゼンチン代表DFパブロ・サバレタは16日、2019-20シーズンを自身のプレミアリーグ最後のシーズンとすることを公表した。

現在34歳のサバレタは2005年に母国のサン・ロレンソでプロキャリアをスタートさせると、活躍が認められ2008年にスペインのエスパニョールへ移籍。3年間在籍した後にマンチェスター・シティへ加入し、プレミア初上陸を果たした。マンCでは通算333試合に出場し、2度のリーグ制覇に貢献。2017年夏から現所属のウェストハムでプレイしていた。

英『Daily Mirror』によると、17日にアジアトロフィーで古巣のマンCと対戦するサバレタは次のように語っている。
「今年は間違いなくイギリスでの最後のシーズンになるだろう。できるだけ楽しむようにするよ。今はプレシーズンにむけて集中している。私は引退について考えるための正しい瞬間を知ることになるだろう。それはもうひとつの長いシーズンの終わりになるだろうね。私がまだここにいるのは、今でもサッカーを楽しんでいるからだ」

「監督(マヌエル・ペジェグリーニ)こそが、契約延長を決めた理由のひとつだった。以前から親交のある監督と仕事をするチャンスだったからね。また、自分の経験を100%チームに還元できると考えたからだ。私はもう34歳。すこし歳を取っているし、キャリアの終わりも近づいている。でも、私はまだ優れたプロフェッショナルだ。チームのためにすべてを捧げる。まだチームの周囲にいることを楽しんで、若い選手を助けるさ」

百戦錬磨のサイドバック。プレミアのクラブでプレイする彼を見届けられるのは残りわずかだが、その雄姿をウェストハムの若手はしっかりと目に焼き付けてほしいところだ。

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