L・スアレスがバルサからいなくなる? その理由とは

シーズン終盤に右膝を痛めたスアレス。戦線離脱は致し方ない気がするが...... photo/Getty Images

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シーズン途中の手術にクラブ首脳が不満

2014年よりバルセロナに在籍し、2018-2019シーズンのリーガ・エスパニョーラで21得点を挙げたFWルイス・スアレス(ウルグアイ代表)。今季もコンスタントに得点を積み重ねていたが、シーズン終盤に右膝を負傷。今月25日のスペイン国王杯決勝(バレンシア戦)に出場できず、チームも同大会優勝を逃した。

シーズン途中に膝の手術を受けることを決断した同選手だが、この判断にクラブ首脳が納得していないようだ。英『90min』やオランダメディア『VTBL』によると、同クラブはスアレスが緊急度の低い手術に踏み切ってシーズン終盤を棒に振ったこと、及び今月7日に行われたチャンピオンズリーグ準決勝・2ndレグ(リヴァプール戦)におけるパフォーマンスが芳しくなかったことを理由に、同選手の放出を検討しているとのこと。国内2冠がかかる重要な時期に戦線離脱した同選手に対し、同クラブ首脳陣が不信感を抱いているようだ。

同選手はスペイン国王杯終了後に自身のTwitterアカウントを更新。今回負った怪我が軽いものではないことを強調したうえで、シーズン途中の離脱に疑問を呈した人々に理解を求めている。
「自分への批判について釈明することはあまりしない方なんだけど、悪意に満ちた多くの言葉を耳にしているし、自分のプロとしての姿勢が疑われているから、今回はそうする義務がありそうだね。多くの人が知っているように、僕は軟骨に不安を感じながら今季に臨んだ。メディカルスタッフの素晴らしい働きによって、何の問題もなく持ちこたえることができたよ。僕のことを傷つけたがっている全ての人々に言いたい。手術に繋がった怪我は軟骨の件とは無関係だし、僕はリヴァプール戦で半月板を損傷したんだ。それが手術を受けなければならなかった理由であり、自分の希望に反して(国王杯)決勝を欠場した理由さ」

シーズン途中の離脱が必要だったか否かについて、スアレスと同クラブ首脳との間で意見が食い違っているようだが、果たしてこの問題は収束に向かうのだろうか。

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