アッレグリの後任は誰になる!? ユーヴェサポーターの選んだ”1番人気”は

ユヴェントスを去るアッレグリ photo/Getty Images

伊メディアがアンケート

マッシミリアーノ・アッレグリが退任を表明したユヴェントスでは、来季から誰が指揮を執るのだろうか。すでに数名の大物指揮官の名前が浮上しており、サポーターの間でも議論が活発になっていることだろう。そんな中、伊『SPORT Mediaset』が来季誰がユヴェントスを指揮しているのか?とアンケートをおこなっている。

同メディアが候補者としてリストアップしたのはトッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ、チェルシーのマウリツィオ・サッリ、マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ、アタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ、ボローニャのシニシャ・ミハイロビッチ、サンプドリアのマルコ・ジャンパオロ、ラツィオのシモーネ・インザーギ、フランス代表のディディエ・デシャン、現在フリーのアントニオ・コンテ。全員で候補者は9人だ。

アンケートの結果を下から見ていくと、ジャンパオロ3%、ミハイロビッチ4%、ガスペリーニ6%、サッリ9%となっている。今のところ一桁になっているのはこの4人だが、セリエAの中位クラブから引き抜くやり方はサポーターも好んでいないのかもしれない。セリエAの優勝争い、あるいはチャンピオンズリーグでの経験を持つ指揮官が求められているのだろう。
そこからはデシャン12%、ポチェッティーノとインザーギが13%、グアルディオラが15%、そしてコンテが25%でトップとなっている。デシャンは2006-07シーズンにユヴェントスをセリエBからセリエAに昇格させた実績があり、マルセイユでもリーグ制覇を果たすなどクラブシーンでも結果を出している。現役選手としてもユヴェントスで活躍しており、未だに人気は高いのだろう。

トッテナムで見事な働きを見せるポチェッティーノの票が伸びなかったのは少々意外だが、ラツィオを上位争いに絡ませているインザーギと並ぶ結果となっている。セリエAの中から選ぶ場合はインザーギが最も好まれているようだ。

グアルディオラは全てのクラブが求める指揮官であり、アッレグリ政権以上の進化を求める場合はグアルディオラ級の指揮官がターゲットとなるのだろう。しかしグアルディオラは先日もユヴェントス行きの憶測を否定しており、それも票が伸びなかった理由か。

最後に最も多い25%の票を得ているコンテだが、コンテはレオナルド・ボヌッチやジョルジョ・キエッリーニなどユヴェントスの選手を知り尽くしている。クラブとしては最もズムーズにアッレグリ政権からバトンタッチできるはずだ。コンテとしても前回成し遂げられなかったチャンピオンズリーグ制覇を目指すチャンスでもある。

ユヴェントスはコンテ、アッレグリの下でイタリア国内を完全支配するチームとなったが、ここからどう進化していくのか。狙うはチャンピオンズリーグ制覇で、来季どんなチームが完成するのか楽しみだ。

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