[MIXゾーン]首位FC東京に惜敗の札幌 FW鈴木武蔵が口にした悔しさと手応え

ゴールを決めきることができず、悔しさをにじませた鈴木武蔵 photo/Getty Images

敗戦の責任を感じるストライカー

北海道コンサドーレ札幌は18日、明治安田生命J1リーグ第12節でFC東京と対戦した。敵地での戦いながら奮闘するも、ミスなどから後半に2点を奪われ、0-2で敗戦。リーグ戦では4月6日に行われた大分トリニータ戦(第6節)以来、6試合ぶりに黒星を喫することとなった。

この一戦でフル出場を果たしたFW鈴木武蔵が試合後のインタビューに応じ、悔しさなどを口にしている。まず「(守備が)堅かったし、しっかりブロックを作って、球際もすごく強いんで本当に崩すのは大変でしたけど、結果的に0点というのがもったいなかった。チャンスがあった中で、何回かゴール前で崩せていた場面があったので、(今日の結果は)攻撃陣に責任があるかなと思います。同点にできるチャンスがあったので、僕自身も含めてもったいないですね」と試合を振り返った。

相手の背後を取って、決定機を迎えるシーンも何回かあったが、最後に決め切ることができなかった。「タイミングはすごく取れてきたし、前半のも後半のも福ちゃん(福森晃斗)とチャナ(チャナティップ)から(パスが)きてましたけど、練習からそこは意識しているところなので、それを得点につなげたかった」と述べている。
ただ、今季最少失点を誇るFC東京の守備陣を相手に、ボールを受ける際の駆け引きに勝利し、ゴール前までのプロセスに関してはある程度手応えを感じているようだ。「動きの部分では、福ちゃんとチャナから(パスを)もらったり、前線でのコンビネーションだったりというところはできていた部分があった。それを結果に結びつけたい。崩しの形では僕たちの方がいい形を作れていたと思うので、そこをモノにできるかというのが首位と今の僕らの順位の差なのかなとは思いますね」と明かした。

FC東京戦で得た悔しさと手応えを糧に、鈴木はさらなる成長を遂げることができるのか、札幌は次節、25日にガンバ大阪をホームへ迎え入れる予定となっている。

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