ガッカリしたことはわかってるけど…… デ・ブライネはリヴァプールに同情しない!

リヴァプールに対して持論を展開したデ・ブライネ photo/Getty Images

「残念に感じるのはちょっと行き過ぎだね」

2018-19シーズンのプレミアリーグは、リヴァプールとの史上稀に見る大激戦を制したマンチェスター・シティが頂点に立った。両者の勝ち点差はわずか1ポイントと、どちらが優勝してもおかしくはなかった。それだけに、悲願の初優勝を目指していたリヴァプールの選手たちの悲しみは計り知れない。

現地では、このハイレベルな優勝争いに敗れたリヴァプールに同情する声も多い。しかし、マンCのMFケビン・デ・ブライネは彼らを称賛しつつも、その必要はないと自身の考えを述べた。

「驚くべき努力だよ。だけどそれは最終的に僕らが彼らを上回ったことを意味する。残念だとは思わないよ。なぜなら彼らも僕らに対してそういったことは思わないだろうからね。僕らがチャンピオンズリーグで敗退したとき、誰も残念だとは思わなかったはずだ。彼らがガッカリしたことはわかっているよ。同じことが起こったら、僕もそうなるだろうしね。だけど、僕らと彼らはまだライバルなんだ。素晴らしい戦いだったよ。彼らの気持ちはわかるけど、残念に思うのはちょっと行き過ぎだね」
デ・ブライネがこのように語ったことを英『Sky Sports』が伝えている。お互い全力でぶつかり合ったからこそ、同情すべきでないとの考えなのだろう。ライバルとして認めている証拠とも言える。

今季のデ・ブライネは怪我の影響もあり、リーグ戦19試合の出場にとどまった。試合に出るたび存在感を放ったものの、本人としてはフル回転で優勝に貢献したかったことだろう。来季は自身も万全の状態でライバルを迎撃したいところだ。

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