インシーニェ、メディアの「捻じ曲げた報道」に怒り 

ナポリの攻撃を牽引するインシーニェ photo/Getty Images

ナポリ愛を強調

ナポリに所属するイタリア代表FWロレンツォ・インシーニェが、今夏の去就について口を開いた。

現在27歳のインシーニェはナポリの下部組織出身で、2010年1月にプロデビューした。その後2年半に渡ってレンタル移籍で経験を積み、2012-13シーズンから復帰を果たすと、チームの主力として活躍。現在ナポリでの通算出場数は299試合となっており、「300」の大台まであとわずかとなっている(データサイト『transfermarkt』より)。

そんなナポリのアイドルであるインシーニェが先日、メディアの前で移籍について聞かれると「現時点では考えていない。ただ、僕のことを高く評価してくれている人たちが、周りにいることもよく知っているよ」とコメント。このことに加えて、代理人をDOAマネージメントから剛腕代理人として知られるミーノ・ライオラ氏に変更することで合意に至ったと報じられたことから、今夏の移籍市場でナポリを離れるのではないかと噂されていた。
ただ、インシーニェは今夏の移籍市場でナポリを離れるつもりはないようだ。伊『sky sport』のインタビューで「僕は6月に退団するなんて言った覚えはない。多くの人々は、僕が移籍したいからライオらを雇ったと言っているが、僕はいつだってナポリで幸せさ。ファンが僕に大きな期待を寄せてくれていることも知っているしね」と述べ、これまでと同様にナポリ愛を強調した。

さらに、メデイアに対して「僕はただ、自分の考えを言ったまでだ。その言葉が報道によって捻じ曲げられている。確かに、2位でシーズンを終えるのは残念だよ。ただ、僕らは常にユヴェントスの壁となって立ちはだかっている。これは僕にとっても、チームにとっても誇りなんだ。僕はインタビューを受けたあと、書かれていた自身の言葉を見て、非常に腹立たしかった。僕は(ナポリと)長期契約を結んでいるし、焦る必要はない。なんのリリース条件もないしね」などと怒りをあらわにしている。

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