スアレス以上の”暴れん坊”!? 日本戦出場のコロンビア代表FWがまた……[映像アリ]

退場処分を受けたモレロス photo/Getty Images

ジェラードもお手上げ

日本代表は3月にキリンチャレンジカップでコロンビア代表と対戦したが、このゲームに途中から出場してきたFWアルフレッド・モレロスという選手を覚えているだろうか。スコットランドの古豪レンジャーズに所属する22歳のストライカーで、今季もリーグ戦で17得点8アシストを記録するなど売り出し中の選手だ。

コロンビアでは日本戦に出場したFWラダメル・ファルカオが有名だが、モレロスも次代を担うストライカーの1人と言えよう。スコットランドからは現在リヨンでプレイするFWムサ・デンベレが羽ばたいたが、モレロスも近いうちに欧州トップクラブに引き抜かれるのではないかと見られている。

ただ、モレロスには重大な欠点がある。頭に血が上りやすいのだ。レンジャーズは3月31日にライバルのセルティックと対戦したのだが、このゲームでモレロスは前半31分にセルティックMFスコット・ブラウンに強烈なエルボーをお見舞いして一発退場を喰らっている。何やら挑発されたようだが、それにあっさりと乗ってしまうのはまずい。モレロスのような選手は相手からターゲットにされやすいのだ。33歳のベテランであるブラウンもそれを理解していたのだろう。
英『Rangers TV』によると、チームを指揮するスティーブン・ジェラードも「これまで何度もアルフレッドのことを守ってきたが、これ以上は守れない。彼はチーム内で罰を受けるだろう」と嘆いている。

全てのコンペティションを含めると、モレロスが退場処分を受けるのは今季5回目となる。ジェラードはそのプレイスタイルからモレロスをリヴァプール時代のチームメイトであるFWルイス・スアレスと比較してきたが、トラブルメイカーなところまで似てしまっている。モレロスの得点力は見事だが、トッププレイヤーになるには自分を抑えるところから始める必要がありそうだ。



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