今回の代表戦で注目せよ! ポルトガルの天才MF、レアル行きDFら新星たち

トルコ代表に選ばれたカザク photo/Getty Images

各国で若返り

欧州の国々はいよいよスタートするEURO2020予選、そして南米の国々は6月に迫るコパ・アメリカ2019へ向けて代表チームを強化していくことになる。ロシアワールドカップ以降は世代交代へ動いているチームも多く、フレッシュな選手が代表に名を連ねているケースも目立つ。

そこで英『Squawka』は、この3月の代表マッチウィークで楽しみな若手選手たちをリストアップ。代表で輝きを放つ時がきたヤングスターたちに期待をかけている。

イタリア代表:ニコロ・ザニオーロ(ローマ/MF/19歳)、モイーズ・キーン(ユヴェントス/FW/19歳)
チャンピオンズリーグのFCポルト戦でも2得点を挙げる活躍を見せたザニオーロは、今イタリアで最もホットな若手選手の1人と言っていい。すっかりローマでは主力となっており、代表監督ロベルト・マンチーニも早くチームに組み込みたいところだろう。

一方のキーンはユヴェントスでポジションを確保できているわけではないが、クリスティアーノ・ロナウドらを温存させた今月8日のウディネーゼ戦では2得点を決める活躍を披露。すでにA代表デビューは飾っているのだが、その勢いが本物だったのか証明してほしいところだ。

ポルトガル代表:ジョアン・フェリックス(ベンフィカ/MF/19歳)

ベンフィカから欧州五大リーグのクラブにステップアップする時が近いと言われている天才MFのフェリックスがA代表初招集だ。多くのビッグクラブがフェリックスを気にかけており、ロナウドに続くスーパースターになることが期待されている。2022ワールドカップまでにはかなりの確率で代表の主力となっていることだろう。

イングランド代表:デクラン・ライス(ウェストハム/MF/20歳)

ウェストハムで守備的MFとして活躍するライスは、アイルランド代表からイングランド代表へ切り替えたことで話題を呼んだ。さっそくイングランド代表に召集されており、このままポジションを確保してしまう可能性も0ではない。

トルコ代表:オザン・カバク(シュッツトガルト/DF/18歳)

今冬に長友佑都が所属するトルコのガラタサライからブンデスリーガのシュッツトガルトに移籍したカバクは、18歳とは思えぬ落ち着きがあるセンターバックだ。すでにシュッツトガルトでは定位置を確保しており、リーグ戦では2得点も記録している。これまで世代別代表には選ばれてきており、A代表でデイフェンスリーダーとなる日はもうすぐそこだ。

ブラジル代表:エデル・ミリトン(FCポルト/DF/21歳)、ダビド・ネレス(アヤックス/FW/22歳)

レアル・マドリード行きが決定したミリトンは、センターバックと右のサイドバックをこなすことができる。すでに代表デビューは果たしているが、レアル行きを決めたとあって注目度は高まっているはず。コパ・アメリカへしっかりとアピールしていく必要もある。

ネレスはアヤックスの一員としてチャンピオンズリーグ・ベスト8進出に大きく貢献し、怪我人が出たこともあってセレソン初招集を勝ち取った。アヤックスでの活躍があればこその代表招集で、こちらもコパ・アメリカへ向けたアピールとしたい。

メキシコ代表:ディエゴ・ライネス(レアル・ベティス/MF/18歳)

メキシコもロシアワールドカップ以降は若手を積極的に招集しており、中でも今冬にクラブ・アメリカからベティスに移籍したライネスは期待の星とも言うべき選手で、ベティスではすでに出場機会を得ている。新時代を引っ張る選手の1人として大きな期待を背負う。


日本代表も冨安健洋や堂安律が加わり、若いチームへと変わりつつある。各国も準備に動いており、クラブで結果を出した選手たちがどう代表に絡んでいくのか楽しみだ。

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