“コウチーニョの後釜”は必要だったか 悔やまれるリヴァプールの補強失敗

リヴァプールの中盤は創造性が不足しているか photo/Getty Images

英紙が悔やんでいるのは……

やはりリヴァプールにはフィリペ・コウチーニョに代わるチャンスメイカーが必要だったのかもしれない。今夏の市場におけるリヴァプールの動きは決して悪くなく、モナコからMFファビーニョ、ライプツィヒからMFナビ・ケイタを獲得。さらにプレミア・チャンピオンシップ(イングランド2部)に降格したストーク・シティからMFジェルダン・シャキリも引き抜いている。

しかし、コウチーニョ級の攻撃的MFは獲得できなかった。当初は問題ないかとも思われたのだが、英『FourFourTwo』はチャンピオンズリーグでの苦戦からリヴァプールに問題が起きていると指摘する。グループステージ第5節のパリ・サンジェルマン戦ではジョーダン・ヘンダーソン、ジェイムズ・ミルナー、ジョルジニオ・ワイナルドゥムの3枚を中盤に並べたが、攻撃の質は十分ではなかった。何よりこの3人は得点やアシストを連発するタイプの選手ではない。汗かき役としては最高だが、創造性の面は不十分だ。

また昨季終盤に負傷したアレックス・オックスレイド・チェンバレンの離脱が続いていることも痛い。チェンバレンのテクニックはサポーターの誰もが理解しており、昨季はチャンピオンズリーグ準々決勝1stレグのマンチェスター・シティ戦で強烈なミドルシュートを叩き込んで3-0の勝利に貢献している。縦への推進力、足下の技術ではミルナーやヘンダーソンを大きく上回る。チェンバレンの離脱も痛手だろう。

そして同メディアが最も悔やんでいるのは今夏噂されていたリヨンMFナビル・フェキルの獲得失敗だ。実現が近いとも言われたが、結局フェキルはこなかった。指揮官ユルゲン・クロップは創造性を加えるべくシャキリを右サイドハーフに入れる[4-2-3-1]も使用しているのだが、このシステムを使うなら余計にフェキルが欲しい。トップ下にフェキルを入れることができれば、コウチーニョの後釜としてはパーフェクトに近い補強になったはずだ。

プレミアリーグの中堅・下位クラブ相手なら前線トリオを活かして強引に得点を奪えるが、パリ・サンジェルマンやナポリといったハイレベルなチームが相手になると簡単には崩せない。元よりモハメド・サラーが昨季と同じだけの大爆発を見せることはないとも言われていただけに、攻撃面では何らかのプラスが必要だった。守備は驚異的なほど堅くなっているが、攻撃面はやや物足りないか。

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